デザイニング・インターフェース

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デザイニング・インターフェース

仕事柄、UI 関連の本はいくつか持っているが、良書と思える本には出会えていなかった気がする。この本は、(まだ全然読んでいないけど)「良書」と言える。

  • UI の要素を網羅している。しかも古典的なものだけではなく、Web デザインのような最近の流行も多く含まれている。
  • 各項目に事例が書かれている。しかも、世の中にすでにある「実際の事例」が多い。
  • 構成、分類がわかりやすく整理されている。全ページカラーで、図も多く使われている。

と、内容だけでなく、本としての読みやすさ、理解のしやすさも兼ね備えていて、本としてユーザインタフェースが優れている(わかりにくい UI の本もいっぱいあるからねぇ)

UI の話をするときに、共通の「言葉」が使えないと説明するのに一苦労するのだけど、これをみんなが読んでくれれば、「ここはコンボボックスで...」とか、「ナビゲートにパンくずを使って...」のような話が出来るようになるかも。UI の「デザインパターン」って感じかな。って、原題は「Patterns for Effective Interaction Design」だし。

Backup という裏方を主役に

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アップル、Leopardに搭載される新機能Time Machineとは - CNET Japan

Backup という地味な機能をこれほどまで派手に演出できるのは、さすが Apple って感じなんだけど、Time Machine というと、CSL 暦本さんのコレ なんだよなぁ。パクリってことは無いと思うけど、コンセプトは一緒だと思う。

ちなみに、ファイルの差分を保存していくようだけど、バイナリファイルはどうするんだろうとか、本体の HDD の何倍必要なんだろうとか、疑問点はいろいろある。

でも、意外と音楽や写真、メールといったコンテンツは、その内容が逐次変わっていくものでもないので、1つの複製があればよいわけで、普通の生活をしている分には2倍程度あれば問題ないかもしれない。頻繁に iMovie で編集したりするとどうなんだろう...

ちなみに、このイメージはなんとなくイマイチなんだけど。

http://images.apple.com/jp/macosx/leopard/images/indextimemachine20060807.jpg

人間中心設計推進機構

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HCD-Net 人間中心設計推進機構

こんな組織ができていたことを、この記事で知った。

ジェフ・ラスキン氏が亡くなる

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ITmedia PCUPdate:「Macintoshの父」ジェフ・ラスキン氏が亡くなる

ちょっと前の話だが、ジェフ・ラスキンがなくななった。61歳。自分の父親と同じぐらい。早すぎる。

ヒューメイン・インタフェース―人に優しいシステムへの新たな指針

いぜん、「ヒューメイン・インタフェース」という本を読んだが、とっても面白かった。

死ぬまでユーザインタフェースの仕事ができたら、いいなぁ...

1つの汎用機?複数の専用機?

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誰のためのユーザー中心デザイン? - CNET Japan

僕も、iPod と携帯電話と CLIE を持ち歩いているが、それらが1つになることがハッピーかというと、そうではない。

一番大きいのはバッテリー。音楽は聴けなくなっても、携帯は切れてほしくない。1つになっても、バッテリーの大きさが3倍になったら、おそらく電話の大きさには収まらないだろう。

使い勝手という意味でも、たとえば、再生/停止ボタンは独立してほしいし、大きな画面のタッチパネルも必要だし、10キーはもちろん必要。これをひとつの機器に載せるには..?.(もちろん、タッチパネルでソフトキーにすれば?という話もあるだろうけど、それはそれで押しづらいし。)

リビングにリモコンがたくさん存在する、という話は同感。でも、もともと操作対象となる機器がたくさんあるのが根本的な問題かも。今後は、テレビが操作の対象となり、連携して他の機器が動けば、リモコンも一つに出来るような気がする。

ユーザ中心のデザインを実践する、すなわち、これまでの概念を捨て、新たなユーザエクスペリエンスを作り出すとなると、企業の組織のあり方、ビジネスモデルの改革、コスト増など、企業にとっては大きなハードルがあるのだろう(ノーマンも言っていることだが)。また、ユーザーにとっても、便利になる反面、新たな概念を覚える必要がある。慣れれば便利になるが、慣れるまでに時間がかかるだろう。

当分、画期的なガジェットは出てこないような気がするなぁ...