Zaurus や Palm の時代からのテキストメモを iPhone のノート(標準アプリ)に入れてあったのですが、iPhone に切り替えてからほとんど参照することなく塩漬けにしてました。おそらく、iPhone の場合はすぐにネットにつながるので、あえてローカルに保存すべき情報が減ってしまったからかなと思います。
ただ、最近 Evernote を使うようになり、あらゆる情報を Evernote に貯めておきたい欲求が高くなったため、iPhone のメモも Evernote に移管することにしました。
ただ、これまでに貯め込んだ 500 以上のメモを移管するためには自動化が必須で、いろいろ考えたところ下記の方法にたどり着きました。なお、Mac のみの方法になります。
- iTunes を使ってメモデータを同期する。下記は iTunes の設定箇所。
- Mail を起動して、Evernote に保存したいメモを選択する。
- AppleScript エディタを起動して、下記のスクリプトをペーストして、実行します。
tell application "Mail" set theMessages to selection repeat with theMessage in theMessages set theSubject to subject of theMessage set theContent to content of theMessage tell application "Evernote" create note title theSubject with text theContent end tell end repeat end tell
- 選択したメモがすべて Evernote に保存されているか確認します。
- デフォルトノートブックに、保存されます。
Evernote が AppleScript に対応しているおかげで、こんなに簡単に移行することができました。実は Evernote + AppleScript の組み合わせって最強じゃないかと思っています。せっかくなので、もうちょっと AppleScript を勉強してみようと思いました。
ちなみにいま気づいたのですが、メモに限らずメールメッセージも同様に Evernote に保存することができました。いままでは Evernote の投稿アドレスに転送していましたが、その手間も省けます。アイデア次第でいろいろなことに応用できそうです。うーん、スゴいね、Evernote と Mac は。
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